わたしがおまえたちに息を吹き入れるので 神である主はこれらの骨にこう言う。見よ。わたしがおまえたちに息を吹き入れるので、おまえたちは生き返る。(エゼ37:5) エゼキエルはバビロンに捕囚として連れて来られ、預言者として召命を受けて以来、ずっとその地で神様の御言葉を宣言しました。エゼキエル書の37章を見ると、ある日、彼が主の霊に導かれて谷に置かれ、そこで驚くべき幻を見ることになります。人間の干からびた骨が一面に散乱している姿です。これは当時、神の裁きを受けて、捕囚民として生活する中で絶望しているイスラエルの民を意味するものです。神の民であるけれども、偶像崇拝によって裁きを受け、滅ぼされたイスラエルの民は、バビロンで何の希望も持てない干からびた骨のような立場でした。しかし神様はエゼキエルに干からびた骨が、もう一度回復するのを見せてくださいました。神様が送られる聖霊の風、つまり息が干からびた..