神様がきよめた物 すると、もう一度、声が聞こえた。 「神がきよめた物を、 あなたがきよくないと 言ってはならない。」(使10:15) ヤッファにいる皮なめし職人 シモンの家に滞在していたペテロは お昼ごろ屋上に上って祈る中、 幻を見ました。 大きな敷布のような入れ物が、 四隅をつるされて地上に降りて来て、 その中には律法で汚れていると 言われる獣がいっぱい入っていました。 驚きもつかの間、ペテロは 立ち上がって、屠って食べなさい という主の御声に さらにショックを受けました。 ペテロは生まれてから一度も 口にしたことのないものです と反論しましたが 「神がきよめた物を、 あなたがきよくないと 言ってはならない」(使10:15)という 御声に何も言えなくなりました。 このようなことが三回あってから、 すぐにその入れ物は 天に引き上げられました。 ペテロが幻の意味について 思い巡らしていた..