5 MAY 20 感謝に導く光 私は主に歌を歌います。主が私に良くしてくださいましたから。(詩13:6) トーマス・ヘイスティングスは貧しい家庭で生まれ、独学で音楽教師になりました。教会の賛美隊で指揮をし、賛美歌集を出版するなど、旺盛な活動をしていた彼が47歳になる年、大きな危機が訪れます。彼はひどい近視だったのですが、さらに視力が悪くなり、夜になると日常生活ですらできなくなりました。夜になると彼は神様の助けを切に求めました。神様は「闇の中を歩んでいた民は大きな光を見る。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が輝く。」(イザ9:2)というみことばをくださいました。同時に宣教師たちが暗闇に閉じ込められた人々に福音の光を照らす姿が、ヘイスティングスの頭の中に描かれました。彼はこの美しい場面を考えながら歌詞を書き、こうして作られた賛美が讃美歌216番『ああ、麗しきシオンの朝』です。人生の暗闇の..